インスタグラムのリポストとは?やり方や注意点、マナー、おすすめアプリなどを解説

インスタグラムのリポストとはやり方や注意点マナーおすすめアプリなどを解説

今回はインスタグラムのリポストのやり方や活用する際の注意点、マナーや活用事例についても紹介していきます。

リポストってなに
リポストってどうやってするの?
使うときに注意しておくことはある?

上記のような悩みをお持ちの方は今回の記事を参考にしてみてください。

目次

インスタグラムのリポストとは

「リポスト」とは他のユーザーが作った投稿を自社アカウントで再シェアをすることです。

インスタグラムで集客をする際には、より多くのユーザーにアカウントの存在を知ってもらうことが重要です。

そこでリポスト機能を活用することによりアカウントを認知してもらうだけでなく、投稿内容を伝えて集客に繋げることも可能です。

インスタグラムのリポストを活用するメリット

インスタグラムのリポストを活用する際にはさまざまなメリットがあります。

UGCを増やすことができる

UGCとは一般ユーザーが作成したコンテンツのことをいいます。

例えば一般の方が自身のインスタグラムアカウントで自発的に企業の商品を載せたり、おすすめしたりしている投稿はUGCといえます。

一般の方は企業のアカウントからリポストされることで自分の投稿がフォロワーの多いアカウントに使用されたことを嬉しく感じ、より濃いファン化に繋がります。

またそのコンテンツを見た人は「自分もたくさんの人に投稿を見てほしい」「企業アカウントに使用されたい」などと考えるようになり、UGCのコンテンツの増加も期待できます。

口コミのシェアで自然な宣伝ができる

リポストの投稿はビジネス感がなく、自社サービスの自然な宣伝ができます。

すでに商品を購入しているお客さんが自社商品を通して得られる体験を投稿することで、同様の結果を求めているお客さんに対して情報の訴求力が高まります。

それによってお客さんに親しみを持ってもらいやすくなるだけでなく、新規顧客に繋げることや反応率の向上も期待できます。

検索時に上位表示が期待できる

保存数の多い投稿はインスタグラムのアルゴリズム上、ハッシュタグ検索をした際に上位表示される可能性が高くなります。

そしてリポストの投稿はユーザーの満足度も高く、保存数の増加も期待できるため結果、検索時に上位表示されることが期待できます。

そのため上位表示を狙いたい場合には積極的にリポストを行うようにしましょう。

コンテンツ作成にコストがかからない

当然のことながら投稿を作るのには時間も労力もかかります。

しかし、リポストは他の人が作ってくれたコンテンツのため、制作コストが必要ありません。

そのため投稿を作るのが忙しい際はリポスト投稿を優先するという選択肢を持つのも良いでしょう。

影響力の大きいインフルエンサーの拡散力を活用できる

インスタグラムの中にもフォロワー数が多く、インフルエンサーとして大きな発信力を持っている人がいます。

そうした影響力の大きいインスタグラマーの投稿をリポストし、投稿についてリポスト元のユーザーに言及してもらえれば、インスタグラマーのフォロワーからも流入が得られるでしょう。

インスタグラムでリポストをする際の注意点やマナー

リポストは便利な機能の一つではありますが、活用する際には注意すべき点やマナーが存在します。

ここではリポストを行う場合の注意点、マナーについて解説します。

投稿者に許可を取りリポストをする

リポストを行う際には必ず投稿者にDMなどを送り、リポストをしても大丈夫か否かを確認するようにしましょう。

もし許可を取らずにリポストをしてしまうと、著作権の侵害にあたりトラブルにつながる可能性があります。

もしDMやメールを送る際のイメージが湧かない場合は、以下の文章を参考にしてみてください。

「〇〇様初めまして。突然のご連絡失礼いたします。
(企業名)の担当者の〇〇と申します。
この度は素敵な投稿をしていただき誠にありがとうございます。
もし〇〇様がよろしければ、今回の投稿していただいた内容を当社アカウントの投稿で紹介させていただくことは可能でしょうか?
大変恐れ入りますが、〇月〇日までに掲載の可否についてご検討いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。」

投稿者のユーザーネームとリポスト投稿であることを明記する

インスタグラムでリポストを行う際には投稿者のユーザーネームとリポストであることを明記するといいでしょう。

リポストは投稿内容を引用するため無断で掲載したり、自分の投稿かのように載せてしまうと見ているユーザーからの印象も悪くなります。

また企業の信頼を損ない、先ほどお伝えしたようなトラブルに発展する可能性もあるため注意が必要です。

リポストを行う際には投稿者のメンションを行い「〇〇さん素敵な投稿をありがとうございます!」などのコメントや「#Repost」「#リポスト」などのハッシュタグを載せてリポスト投稿であることを明記することでといいでしょう。

投稿者の文章は編集せずにそのまま載せる

リポストを行う際には、投稿元の文章を編集せずにそのまま載せるようにしましょう。

文章の内容を編集して、伝えたい情報が誤って広まると投稿者からの信頼を失い、問題に繋がる可能性があるので注意が必要です。

投稿者の画像を無断で編集しない

投稿元の画像は投稿者に著作権があるため無断で編集してはいけません。

仮に編集を行いたい場合には、投稿者に連絡を取り編集の可否を確認するようにしましょう。

インスタグラムでリポストをする方法

リポストは簡単に行うことができます。

ここでは実際のリポスト方法を解説していきます。


まずはインスタグラムにログインしてリポストをしたい投稿を
選んで「飛行機マーク」をタップします。

左下にある「ストーリーズ」をタップします。

ストーリーズへのシェアが完了したら右下にある「• • •」をタップすると赤枠で囲んでいる「投稿としてシェア」というボタンが出てくるのでタップします。

あとは文章を付け足して、右上の「OK」ボタンをタップした後に「シェア」というボタンをタップするとリポストが完了となります。

インスタグラムでリポストをする際のおすすめアプリ

リポストを行う際にはアプリを用いて投稿する方法もあります。

実際に活用できるおすすめアプリを紹介していきます。

Repost for Instagram リポスト

こちらのアプリはリポストを1度無料で試してみたいという方におすすめのアプリです。

ただし無料期間の3日を過ぎると1ヶ月550円、または1年2100円でアプリの利用が可能となっています。

またアプリ内では投稿、リール、IGTVなどをリポストできるようになっているので、上記の機能をリポストしてみたい方はぜひ使ってみてください。

Repost for Instagram リポスト
Repost for Instagram リポスト
開発元:Elbax
無料
posted withアプリーチ

Repost: For Posts, Stories

こちらのアプリは投稿やストーリーのリポストで編集を行いたい方におすすめのアプリになります。

アプリ内では他と異なりストーリーズの型が複数用意されており、背景画面として設定して写真を載せることができます。

そのためテンプレートを用いて加工を行いたい方は活用してみてください。

またテンプレートによって無料のものと料金がかかるものがあるため編集をする前に確認が必要です。

ただし活用して投稿をする際には私的利用でも無断で活用せずに投稿者に許可をもらうように気をつけましょう。

Repost: For Posts, Stories
Repost: For Posts, Stories
開発元:Bench s.r.o.
無料
posted withアプリーチ

リポスト インスタグラム

こちらのアプリは広告もなく、リポストを簡単に行うことができます。

投稿者の投稿のリンクをコピーしてアプリに戻ると自動的に投稿が表示されます。

他のアプリとは違い、シェアする際の日程をカレンダーに設定することで計画的にリポストを行うことが可能です。

またアプリのお試し期間は3日間と設定されており、その後1ヶ月(500円)、12ヶ月(2400円)、終身(6100円)という形で料金がかかる仕様となっています。

そのため広告を消したりするのが面倒だったり、カレンダーを活用して計画的にリポストを行いたい方はこちらのアプリをぜひ活用してみてください。

リポスト インスタグラム - りぽすと いんすたぐらむ
リポスト インスタグラム – りぽすと いんすたぐらむ
開発元:秋彬 陈
無料
posted withアプリーチ

Instant Save

こちらのアプリは無料で写真や動画のリポストを行うことができます。

ただ広告が表示されるようになっており、消したい場合には月額120円、年額780円、買い切り2580円を課金する必要があります。

そのため広告が表示されても良い方は無料で使えるのでこちらのアプリを活用してみてください。

Instant Save
Instant Save
開発元:sagar vaddoriya
無料
posted withアプリーチ

インスタグラムでリポストができない時に考えられる原因

インスタグラムでリポストを行う際にできない原因があります。

ここではできない時に考えられる原因について解説します。

非公開アカウントの場合はリポストができない

投稿者が「鍵アカ」という公開範囲を限定にする設定をしている場合にはリポストを行うことはできません。

非公開のアカウントの特徴はプロフィール欄を見た時に「このアカウントは非公開です」という表示がされていることです。

それに対して公開しているアカウントではプロフィールだけでなく投稿やストーリーも見れるなどの違いがあります。

そのため事前に対象アカウントが公開になっているのかをプロフィールを見て確認するようにしましょう。

ハッシュタグを31個以上つけている投稿はリポストできない

インスタグラムでは最大30個までハッシュタグをつけることができ、タグ数がそれ以上になると投稿することもできません。

リポストを行う際には必ず投稿者のハッシュタグの個数を確認するように心がけましょう。

「ストーリーズでの再シェアを許可する」がOFFになっている

投稿者の「ストーリーズへのシェアを許可する」の設定がOFFになっている場合はストーリーズでのリポストができません。

設定の解除がわからない場合は以下の手順を試してもらうとシェアを行うことができるようになります。

①プロフィール欄の右上の3本線をタップ
②一番上にある「設定」という箇所をタップ
③「プライバシー設定」をタップしたのちに「ストーリーズ」をクリック。
④下の方にスクロールすると「ストーリーズへのシェアを許可する」をタップ
(※ボタンが青に変更されると設定は完了です。)

インスタグラムのリポストの活用事例

ここでは実際にリポストを活用している企業の事例を紹介します。

メンションを活用しているGUの事例

ファッションブランドとして有名なGUではメンション機能を活用してリポストを行っています。

下の写真のアカウント(@gu_for_all)ではユーザーが自身のコーディネートの投稿をメンションして発信することで、GU側が選びリポストをするという仕組みになっています。

お客さんからの口コミ投稿をリポストすることで企業の信頼性も高まり、より多くの集客や販売促進も期待できます。

ハッシュタグとリールを活用している福岡市の事例

福岡市が公式に運用しているアカウントではハッシュタグとリールを活用してリポストを行っています。

プロフィール欄にはお客さんに「#fukuokareel」を用いて投稿をするように行動喚起を行い、実際に発信されている投稿では福岡の街並みや風景を映した内容となっています。

ハッシュタグだけでなくリールやストーリーなどの機能と組み合わせてリポストを行うことで多くのお客さんに情報を届けています。

ハッシュタグで旅行者目線の風景が楽しめるタビジョの事例

HISが運用しているタビジョは旅行好きの女性のためのアカウントです。

投稿で「#タビジョ」という独自のハッシュタグをつけるようにユーザーへ呼びかけ、実際のリポストでは日本や海外の旅行先の風景を出して楽しめるように工夫されています。

またプロフィール欄にはHISのサイトで旅行プランを設定できるようになっており、投稿を見たお客さんが新規顧客になってもらえる可能性も高くなる工夫を行っています。


リポストを行い独自のコメントも載せているFoodie Tableの事例

さまざまな料理を楽しめるFoodie Tableではリポストした投稿に独自のコメントを載せる工夫をしています。

例えば下の画像の投稿ではお客さんが料理を作る中で工夫されているポイントを紹介し、Foodie Table側のコメントも残してあげるなどの工夫がされています。

ただリポストを行うだけでなく、こだわりを紹介してあげることで投稿者にも喜んでもらえるでしょう。

まとめ

今回はインスタグラムのリポストについてのやり方や注意点、マナーについて解説しました。

リポストを行うことでより多くのお客さんに投稿を見てもらったり、集客に繋げることができるなど利便性が多い機能です。

ですが、扱い方によってはお客さんの信頼を失ったりする可能性もあるので、注意点やマナーを守り正しく活用するようにしましょう。