・カードタイプメッセージってなに?
・使うメリットってあるの?
・どんな風に活用できるの?
LINE公式アカウントのメッセージには、カードタイプメッセージという物があります。
なかなか聞き馴染みのないとは思いますが、実は使うメリットが多いのはあまり知られていません。
そこで今回は、カードタイプメッセージのメリットや使い方、活用事例を解説していくのでぜひ参考にしてください。
目次
LINE公式アカウントのカードタイプメッセージとは?
カードタイプメッセージとは、複数の情報を横並びにして1つにまとめて情報を届けることができるメッセージ形式のことです。(横並びにすることをカルーセル形式とも言います。)
複数の情報を整理して配信できるのが最大の特長です。
カードタイプメッセージの種類と活用方法
カードタイプメッセージには、4種類あるのでそれぞれ解説していきます。
それぞれの特徴を理解して、使い分けをすることが重要ですので確実に理解しておきましょう。
プロダクトタイプ
プロダクトタイプは、商品情報を伝えたい時に適したタイプです。
画像も最大3枚掲載でき、価格や説明文も載せることができます。
商品がイメージできる画像を載せて、商品の魅力を確実に伝えられる説明文を書いておけば、効果的にユーザーに商品の宣伝をすることが可能になります。
設定画面
ロケーションタイプ
ロケーションタイプは、店舗の場所やアクセス情報を伝えたい時に適したタイプです。
店舗の住所や営業時間を載せることができてユーザーは一目で店舗の情報を知ることができるので店舗への案内や営業時間のお知らせなどに使用するのがオススメです。
設定画面
パーソンタイプ
パーソンタイプは、人物を紹介したい時に適したタイプです。
人物の顔写真や紹介文を載せることができるので店舗や会社でどんな人が働いているかを紹介する時に役立ちます。
また、働いている人の顔写真を見ることができるのでユーザーに安心感を与えることができます。
設定画面
イメージタイプ
イメージタイプは、画像を強調したい時に適したタイプです。
ユーザーに特に見てほしい画像があれば使用してみましょう。
また、他のテンプレートよりも設定する項目が少ないので、どのテンプレートにするか迷ったらイメージタイプを使ってみてください。
設定画面
画像サイズについて
種類によって、画像サイズが異なりますので注意してください。
- プロダクトタイプ「ファイルサイズ:10MB以下」「推奨比率:1.54:1」
- ロケーションタイプ「ファイルサイズ:10MB以下」「推奨比率:1.54:1 」
- パーソンタイプ「ファイルサイズ:10MB以下」
- イメージタイプ「ファイルサイズ:10MB以下」「推奨比率:1.11:1 」
カードタイプメッセージを使うメリット
カードタイプメッセージを使うメリットは主に2つあります。
画像を使うため読んでもらいやすくなる
先ほどのタイプの紹介でも説明しましたが、カードタイプメッセージでは必ず画像を使用します。
テキストのみのメッセージよりも画像付きのメッセージの方がインパクトが出るためユーザーにメッセージを読んでもらえる可能性が上がります。
端的に多くの情報を提供できる
カードタイプメッセージは、複数の情報を1つにまとめて配信することができるので多くの情報をわかりやすく配信することが可能です。
例えば、お店の場所や営業時間、そこで売っている商品などの情報をカードタイプメッセージではない形で送るとなると長文になってしまい、読みにくいメッセージになってしまいます。
そうなってしまうと、ユーザーがメッセージを読む可能性が低下してせっかく配信したメッセージが無駄になってしまいます。
そのような事態を避けるためにも伝えたい情報が複数存在する場合は、カードタイプメッセージを使用するのが良いと言えます。
カードタイプメッセージの作成方法
カードタイプメッセージの作成方法について解説します。
注意点ですが、PCからのみ作成できるので覚えておきましょう。
ステップ1:「カードタイプメッセージ」をクリックします。
ステップ2:「メッセージ」を作成をクリックします。
ステップ3:タイトルを作成します。
ステップ4:カードタイプを設定します。
※1枚だけ作成したい場合は「もっと見る」の右上の×をクリックしましょう。
ステップ5:設定が完了したら、保存をクリックします。
カードタイプメッセージの配信方法
作成したカードタイプメッセージの配信方法について解説します。
ステップ1:「メッセージ作成」をクリックします。
ステップ2:「カードタイプメッセージ」を選択します。
ステップ3:「配信」をクリックします。
※配信する前に事前に「テスト配信」をしておくのがオススメです。
メッセージ配信の詳しいやり方はこちらをご覧ください↓
スマホでも同様の流れです。
活用事例
最後に、カードタイプメッセージを活用して高い成果を出している企業の事例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
カードタイプメッセージで宅トレ動画を配信した結果、ユーザー開封率50%を達成した「STUDIO TRIVE」の事例
大阪府大阪市で、オフィス街の近くにスタジオを構える「STUDIO TRIVE」は、コロナ禍での自粛中の運動不足解消を目的とした自宅トレーニングのレクチャー動画をライブストリーミングで有料配信することを考案しました。
配信頻度は4〜5日に1回のペースで、オンラインサービスの案内やライブストリーミングの予定表などを、カードタイプメッセージを活用してメッセージ配信しました。
その結果メッセージを開封したユーザーの50%以上がカードタイプメッセージでの配信をクリックし、ユーザー満足度の向上に繋げることができました。
参照:https://www.linebiz.com/jp/case-study/studiotrive/
カードタイプメッセージの活用で、講座の募集数が圧倒的にアップした「株式会社ユーキャン」の事例
株式会社ユーキャンは2016年8月にLINE公式アカウントを開設し、通信講座のマーケティングに活用しています。
さまざまな施策の一つにカードタイプメッセージの活用を実施しています。主に講座の案内のためにしています。
使用前は、講座案内のための特設ページへ案内してユーザー自身に受講したい講座を選択してもらっていました。
それだとユーザーのアクション数が増えてしまい途中で離脱してしまう可能性が上がります。
そこでカードタイプメッセージを活用してLINE上で直接講座を選択してもらえるように設定したことで、講座の募集数が圧倒的にアップしました。
参照:https://www.linebiz.com/jp/case-study/u-can/
まとめ
いかがだったでしょうか?
複数の情報をまとめて配信できる上に画像付きのメッセージでユーザーにわかりやすく伝えることができるカードタイプメッセージは活用する価値が十分あると思います。
今回の記事をきっかけに、カードタイプメッセージをぜひ使ってみてください!