インスタグラムのユーザーネームとは?名前との違いや変更の仕方、注意点まで徹底解説

インスタグラムのユーザーネームとは名前との違いや変更の仕方注意点まで徹底解説

ユーザーネームってなに?
ユーザーネームと名前の違いはあるの?
設定や変更の方法はあるの?

インスタグラムでは投稿やストーリー、プロフィールなどさまざまな場面で目にする機会が多いユーザーネームという機能があります。

そこで今回の記事ではユーザーネームを作成する際の設定の仕方や変更方法、注意点、事例などを解説します。これから作成しようと考えている人や変更の仕方がわからない方はぜひ参考にしてください。

目次

Instagram(インスタグラム)のユーザーネームとは

インスタグラム(Instagram)の「ユーザーネーム」とは自身のプロフィールの画面上部にある記号や英数字で作成されている文字列のことです。

ユーザーネームはアカウントにログインする際やフォローをした時に相手に表示されたり、検索をするときにも使われる機能で先ほどもお伝えしたようにユーザーが目にする機会も多いです。

そのため、お客さんがわかりやすいようなユーザーネームに設定したり、お店のジャンルを入れておくなどの工夫をする必要があります。

名前との違い

「名前」とはインスタグラム上でアカウントのプロフィール画面を開いた際にアイコンの下に表示される名前のことです。使用できる文字の制限はなく自由に設定することができ、他のユーザーと仮に同じ名前になっても登録することができるようになっています。

一方、ユーザーネームは半角英数字、ピリオド( . )、アンダーライン(_)と使用できる文字に制限があり、同じユーザーネームは登録することができません。

またユーザーネームは相手の投稿に「いいね」や「コメント」「フォロー」などを行う際にも表示され、実は名前よりも露出頻度が多いです。

そのためお客さんから「また発信をみたい」と思ってもらえるように覚えてもらいやすいユーザーネームにすることを心がけましょう。

Instagram(インスタグラム)のユーザーネームの変更方法

Instagram(インスタグラム)のユーザーネームの変更は簡単にできます。

ここでは実際の変更方法を解説します。

まずはインスタグラムにログインをして右下のタブをタップします。

プロフィール画面に行ったら「プロフィールを編集」をクリック。

赤枠で囲んでいる「ユーザーネーム」の箇所をタップすると編集をすることができます。

編集を終えたら「完了」を押すと新しいユーザーネームにすることができます。

また編集画面には「14日間以内(ユーザーネーム)に戻すことができます。」と変更する際の注意事項が記載してあります。

その右側にある「詳しくはこちら」という箇所はインスタグラムヘルプセンターというMeta社(旧Facebook)が運用しているオフィシャルサイトに飛ぶことができ、変更する際の注意事項が載っています。

もし、ユーザーネームを戻すときの条件や注意点を確認したい場合には参考にしてみてください。

Instagram(インスタグラム)のユーザーネームが変更できない原因

インスタグラム(Instagram)のユーザーネームには変更することができない場合があります。ここでは変更できない時の事例を紹介していきます。

ユーザーネームで使えない記号を使っている

インスタグラム(Instagram)のユーザーネームでは使える文字に制限があります。

実際に設定する際には文字数の上限は30文字、半角英数字、ピリオド( . )、アンダーライン(_)しか使うことができないので気をつけておきましょう。

またピリオド( . )は通常だと使えますが、下の画像のようにユーザーネームの最後におくと変更ができません。変更しようとすると「ユーザーネームの最後の文字にピリオドを使用することはできません。」と表示されます。

そのためピリオドを使う時には文字の最後以外に設定するように気をつけましょう。

他のアカウントが同じユーザーネームにしている場合

インスタグラム(Instagram)のユーザーネームでは他の人と同じものは使用できません。

設定しようとすると「このユーザーネームは使用できません。別のユーザーネームを使用してください。」と表示されます。変更をする際には全く同じものが使用できないため、例えば数字を変更してみたり、アルファベットの1文字を変更したりなど、少しの改良でも登録はできるようになる可能性があるので他のユーザーと被らないように気をつけましょう。

英数字が全角になっている場合

ユーザーネームでは全角の文字は使えません。

大文字を入れて完了ボタンを押すと運営側から小文字に自動で変更される仕様になっています。

半角英数字のみで設定できるので、入力を行う際には半角になっているのかを確認して設定しましょう。

ネットワーク環境の不具合が起きている場合

ユーザーネームを変更できない事例の一つにネット環境の不備も考えられます。

インターネットが使える状態でない時に設定を行おうとすると「Network is unreachable」と表示され登録が拒否されてしまいます。

設定を行う際には適切なWi-Fiに接続しているのかを確認して登録をするように気をつけましょう。

アプリの不具合やアップデートができていない場合

ユーザーネームを設定しても更新できない事例の一つとしてアプリ自体に不具合が生じている可能性も考えられます。

その場合にはアプリを1回強制終了させて再起動をすると利用できることがあるため一度試してみてください。

それでも登録ができない時にはアプリのアップデートができていないことも要因の一つとして考えられます。
その際にはアプリのアップデートを完了させてもう一度開いて設定をしてみてください。

それでも登録ができない場合には他の要因を考えるようにしましょう。

Instagram(インスタグラム)のユーザーネームを変更する際の注意点

ユーザーネームを変更する場合にはいくつか注意すべき点があります。

ここではそれらの注意点を解説します。

短時間で何度もユーザーネームを変更をするとスパム認定をされる

インスタグラム(Instagram)のユーザーネームを短時間で何度も変更すると運営側からスパムだと認識されてアクションを制限されてしまいます。その場合には投稿やいいねなどの動きもできなくなってしまうため、もし表示された際にはしばらくおいておくといいでしょう。

過去の投稿には更新前のユーザーネームが表示されている

ユーザーネームを変更した場合でも、過去の投稿には更新前のユーザーネームが表示されています。同じユーザーネームを長く利用してきた場合、更新前のユーザーネームがすでに認知されていたり、タグ付けされている投稿も多いはずです。そのため、安易にユーザーネームを変更してしまうとアクセスの減少を招く可能性があるため注意が必要です。

プロフィールのURLも変更されているので差し替える必要がある

アカウントのURLには自分のユーザーネームも反映されています。

変更する度にURLリンクも更新され、以前のものが使えなくなります。
そのためWebサイトや自身の名刺などにURLを載せている場合は新しいものに変更するように気をつけましょう。

以前のユーザーネームは他の人が使えるようになる

ユーザーネームを変更した場合には、以前のユーザーネームを他の人でも使うことができます。そのためなりすましや悪用される場合もごく稀にあります。万が一、偽のアカウントが出回ってしまったらトラブルを避けるためにもフォロワーに周知をするのがオススメです。

また14日以内であれば他のアカウントが変更前のユーザーネームを使っていない場合にログインして元に戻すことができます。

ユーザーネームを変更したら気づいていない人のためにストーリーでも告知する

フォロワーに告知をする際にはストーリーを活用することがオススメです。
ユーザーネームの変更を事前に告知したとしてもみていない人もいる可能性もあります。

そのためストーリー機能を活用して再度周知してあげることでより多くのユーザーに情報を届けることが可能です。

またストーリーでの投稿は24時間で消えるため気軽に発信することができます。

さらには自身のストーリーで自分のユーザーネームもタグつけをして投稿をすることができるため、スムーズに変更後のアカウントに移動することが可能です。

なおストーリーについての機能や投稿方法、活用事例などについて知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

ユーザーネームに個人情報を入れるとリスクが増える

ユーザーネームを変更する場合、個人情報は避けるようにしましょう。

設定をする際に個人を特定できるような住所や誕生日、電話番号などを入力して更新してしまうと、場合によっては乗っ取りや悪用されたりすることに繋がり兼ねません。
そのため登録をする際には個人情報以外のものを入力するようにしましょう。

Instagram(インスタグラム)のユーザーネームの作成のコツ

ユーザーネームを作成する際にはコツがあるので、ここでは設定する場合のコツについて紹介します。

店舗の名前をユーザーネームに入れる

ユーザーネームに登録する際には店舗名を入れるのもいいでしょう。

アカウントを探す際に複雑な名前にしていたりアンダーバーなどの記号を使いすぎると見つけてもらえなくなる可能性が高いです。

そのため店舗の名前をそのまま設定してあげることでユーザーにもわかりやくなり、発見してもらいやすくなります。

またユーザーネームの設定をする際は日本語表記の店舗ならローマ字入力、英語表記の店舗ならそのまま英語入力でするといいでしょう。
例えば「カフェ・花子」という店の場合「cafe.hanako」と表記したり、

Cafe Timeという店であれば「cafe_time」というように表記してあげるとシンプルでわかりやすくお客さんにも見つけてもらいやすくなります。

お店のジャンルをユーザーネームに入れる

ユーザーネームの設定をする際にはお店のジャンルを入力するのもオススメです。

例えばジムを運営してる店舗の場合、「Fukuoka_gym」のように業界のジャンル名を登録をしてあげるといいでしょう。

お客さんはアカウントの名前を忘れている可能性も考えられるため、お店のジャンルをユーザーネームに入れてあげることで検索もしやすくなりアカウントを見つけてもらうことも期待できます。

また店舗が複数あるお店の場合だとユーザーネームが似てしまうことも考慮して、先程の店舗名と合わせて入力するなどの工夫もしておくといいでしょう。

地名をユーザーネームに入れる

インスタグラム(Instagram)のユーザーネームの設定を行う際には地名を入れておくのもコツの一つです。店舗の数が多い場合にはお客さんが集中する地域も異なるため、地域名を入れてあげることでユーザーが行ってみたいお店の場所を簡単に見つけてもらい、より多くの集客につながることが期待できます。

また地域名に加えて先ほどお伝えしたジャンル名をユーザーネームに組み合わせるのもいいでしょう。

下の画像では実際に「博多ラーメン」と検索すると該当するお店が複数出てくるので、お客さんに見つけてもらいやすいようにユーザーネームを作成しましょう。

Instagram(インスタグラム)のユーザーネームの作成事例

作成をするにしても例があるとよりわかりやすいと思います。そこで実際に作成している企業の事例を紹介していきます。

地名を入れたダイソー博多バスターミナル店の事例

100円均一ショップで有名なダイソーではユーザーネームに地名を入れてアカウントを運用しています。

実際に博多付近のダイソーは7店舗ありますが、インスタグラムを運用しているのは博多バスターミナル店のみなので、より集客につながる可能性が高くなります。

また博多バスターミナル( Hakata Bus Terminal )と表記するとユーザーネームが長くなりすぎてわかりにくくなってしまうため「Hakatabt」と簡潔にまとめてあげるのもユーザーに伝わりやすくする工夫の一つとして重要です。

店舗の名前を入れたスターバックスの事例

コーヒーショップで有名なスターバックスでは名前をユーザーネームにそのまま登録して運用しています。

画像はスターバックスジャパンの公式インスタグラムアカウントで、ご覧の通り店舗の名前とJapanの頭文字の「j」を入力したシンプルな名前になっており、ユーザーにもわかりやすくなっています。

また「ユーザーネーム」と「名前」も「スターバックス」と入力し、同じ名前を使っているため検索をした際には見つけてもらいやすくなります。

店舗の名前と地名を入れたフィットネスジムの事例

フィットネスジムで有名なエニタイムフィットネスでは店名と地域をユーザーネームに設定しています。

画像では実際のエニタイム西鉄平尾店のアカウントを使用していますが、お店が複数ある場合には店名と地域の名前を組み合わせて登録してあげることで、お客さんにも見つけてもらいやすく店舗の集客につながる可能性が高くなります。
そのため設定をする際には店舗の名前と地名を組み合わせたりなどの工夫をしてみるのもいいでしょう。

また業界のジャンルと地域名を組み合わせたりすることもできるので今後設定したり変更する際にはぜひ活用してみてください。

まとめ

今回はインスタグラムのユーザーネームについて名前との違いや設定方法、登録する際の注意点や事例についてさまざまに紹介してきました。

投稿やストーリーを出す際にもユーザーの目に触れる機会も多いため、認知してもらったり、伝わりやすいようなユーザーネームをぜひ作成してみてください。