LINE公式アカウントの活用事例6選|売上アップの成功ポイントも解説

LINE公式アカウントの活用事例6選|売上アップの成功ポイントも解説

「アカウントは作ったけど、どう活用したらいいのかわからない」
「他社がどうやって成果を出してるのか気になる」

そんな中小企業や個人事業主の方に向けて、実際にったLINE活用事例を6つ厳選して紹介します。
売上アップ、来店促進、顧客対応の効率化など、すぐに真似できるポイントを解説しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。

LINE運用代行

目次

LINE公式アカウントでできること|機能一覧

LINE公式アカウントでは、ただメッセージを送るだけでなく、来店・購入につなげるための機能が豊富に用意されています。

あいさつメッセージ|登録直後に自動で印象づけ

あいさつメッセージ
クリニック株式会社SPIRITSのLINE運用代行サービス

挨拶メッセージは、ユーザーが「友だち追加」した直後に自動送信されるメッセージです。

営業時間や自己紹介、クーポン配布などを自動で送ることができます。

友達追加した瞬間が最も興味を持ってもらえるタイミングなので、ここでの印象付けをどうするかも重要なポイントです。

活用例

美容室が「初回限定10%OFFクーポン」を自動配信 → 来店率向上

ステップ配信・セグメント配信|興味を育てて購買につなげる

開封率アップのステップ配信
株式会社SPIRITSのLINE運用代行サービス

登録後数日おきに順番にメッセージを届けるステップ配信や、年齢・性別・興味ごとに絞って配信できるセグメント配信で、相手の状況に合わせた配信が可能です。

その人にぴったりの情報が流れるようになるので、お問い合わせや来店率の向上を狙うことができます。

活用例

エステサロンがアンケート結果に沿った内容でステップ配信 → 継続率アップ

クーポン・ショップカード|来店・リピートを促進

lineクーポン・ショップカード
株式会社SPIRITSのLINE運用代行サービス

公式LINEでは、LINE上で発行できるクーポンやショップカードがあります。

紙のように持ち忘れや紛失の心配もないため、利用率を高めて来店や購入のきっかけにつなげることができます。

活用例

飲食店が「平日限定ランチポイントカード」配布し、3ポイントでトッピング無料 → 空いている時間帯の集客に成功

リッチメニュー|誘導・問い合わせの入り口に

リッチメニューデザイン
クリニック株式会社SPIRITSのLINE運用代行サービス

トーク画面の下に大きく表示されるカスタムメニューで、予約ページや問い合わせ、クーポンページなど様々な動きを誘導することができます。

トーク画面を開くと表示されているため、目に留まりやすく使いやすいデザインにすることでクリック率の向上が期待できます。

活用例

ネイルサロンが「予約」「空き状況」「クーポン」3つのボタンを設置 → 操作しやすく問い合わせ数増

1対1チャット・LINEコール|予約などの顧客対応をLINE上で完結

line予約対応の自動化
クリニック株式会社SPIRITSのLINE運用代行サービス

公式LINEでは、ユーザーとのやり取りを1対1で行うことができます。

またLINEコールなら音声・ビデオ通話も可能のため、直接やりとりしたいお問い合わせや面談なども、全てLINE上で完結させることが可能です。

活用例

学習塾がLINEで欠席連絡・面談予約を受付 → 電話対応の手間が大幅減

分析・友だち管理|効果検証と改善に役立つ

公式LINEのデータ分析画面

公式LINEではメッセージの開封率、クリック率、友だち数の推移などを簡単に見ることができます。

どの配信が反応が良いか、何をきっかけに友達数が増えたかなどを効果検証して改善に役立てることが可能です。

活用例

アパレルブランドの公式LINEでクリック率を分析 → よく反応される画像付き配信に絞り売上増

LINE広告|認知拡大とニーズ把握に

LINE広告
LINEヤフーマーケティングキャンパス

LINE広告を活用すれば、LINEユーザーに対してタイムラインやトークリスト、LINE NEWSなどの面に広告を出稿できます。

まだ友だちになっていない層にもアプローチでき、公式アカウントへの流入を促進できます。
また、アンケート機能を使えば、顧客のニーズや満足度を把握し、商品・サービス改善にもつなげられます。

活用例

雑貨店がLINE広告で新商品を告知 → 広告経由で友だち追加&ECサイトの閲覧数が増加

自動応答メッセージ・メンバーシップ機能|運用の手間を減らす便利機能

自動応答メッセージ
株式会社SPIRITSのLINE運用代行サービス

LINE公式アカウントでは、営業時間外の問い合わせにも「自動応答メッセージ」で即時に対応することが可能です。

月額制でメンバー限定メッセージや特別コンテンツを配信できるメンバーシップ特典を利用することで、より濃い関係性を築くこともできます。

活用例

閉店後の問い合わせに対して「翌朝10時以降に対応します」と自動返信設定 → 顧客満足度維持

登録不要!無料で今すぐ見れる

LINE公式アカウント活用事例6選

LINE公式アカウントを活用することで、売上アップ・集客増・リピーター獲得など、実際に目に見える成果を出している事業者は数多く存在します。

ここでは、さまざまな業種におけるLINE公式アカウント活用の実例を5つご紹介します。

飲食店|一風堂|雨の日限定クーポンで来客数をキープ

ラーメンチェーン店一風堂では、雨の日限定で「替え玉1玉無料クーポン」を配信したところ700人の来店者中、100人がクーポン使用目的での来店となりました。

これは来客数が落ちやすいタイミングを狙ったタイムリー施策で、「雨の日にだけ使える」という限定感を出すことで、効果が非常に高まりました。

店舗・エリア単位で配信が可能で、たとえ高頻度でもユーザーからブロックされにくい設計です。

成功ポイント

・天候や曜日など「リアルタイムで課題があるタイミング」に合わせて限定クーポンを配信
・対象店舗や地域を柔軟に設定し、無駄打ちを避ける
・限定性をわかりやすくすることで、「今買わなきゃ!」と行動させやすくする

飲食店|ぼでぢゅう|登録時のクーポン+月2回のクーポンで来店率UP

お好み焼きチェーン店ぼてぢゅうでは、登録時&定期的なクーポン配信で友だち49万人を獲得しました。

登録直後に使えるクーポンを配信し、来店のきっかけをつくったうえで、月2回の定期的なクーポン配信でリピート来店を促進。

ある新店舗ではコロナ禍にも関わらず72件以上のクーポン使用が確認されました。

成功ポイント

・登録時クーポンで「まずは一回来店」を後押し
・継続的なクーポン配信で来店の習慣化を促す
・配信内容と頻度を調整し、開封率の高いアカウント運用を実現

精肉店|長沼精肉店|即完売の予告メッセージで10分後に20万円の売り上げ

精肉店・長沼精肉店では、友だち限定の予約商品を配信したところ、わずか10分で完売

1通で約20万円の売上を達成しました。

「本日17時から限定20個のみ!」といった即時性のあるメッセージをLINEで配信し、ユーザーの緊急性を高めたことで、開封から即行動へつながりました。
数量や時間を限定することで価値を高め、見た瞬間に「今買わないと売り切れるかも」と思わせる設計になっています。

成功ポイント

・予約販売やECと組み合わせ、LINEを“即売チャネル”に活用
・時間・数量を絞ることで、商品価値を心理的に高める
・緊急性のあるメッセージで「すぐ行動したくなる」仕掛けを作る

なすび総本店|LINEショップカードの導入で会員数増加

和食店なすび総本店では、紙のポイントカードをLINEショップカードに切り替えたことで、1年で紙の登録数を上回りました。

従来は紙による記入式の会員制度でしたが、LINEに切り替えることでスマホから即時登録が可能になり、ユーザーの負担が大幅に軽減
また店頭ポスター、スタッフの声がけ、LINEメッセージなど複数の登録導線を設置することで、自然な形で友だち追加へとつなげています。

成功ポイント

・紙からLINEへの切り替えで登録のハードルを下げる
・店頭・接客・配信を組み合わせた多様な導線で追加を促す
・LINEショップカード活用により、再来店を促す仕組みも構築

ESOH個伸塾|LINE導入によるきめ細かいサポートで退塾率が28%減少

進学塾・ESOH個伸塾では、LINEチャットで保護者とのやり取りを効率化した結果、退塾率が28%改善しました。

授業の報告や振替の連絡、ちょっとした質問対応までを電話からLINEへ切り替えたことで、講師・保護者双方の手間が削減。
すぐに連絡が取れる安心感と、ちょっとした不安を放置しないスピード感のある対応が、通塾継続の決め手となりました。

成功ポイント

・電話ではなくLINEチャットで「気軽さ」と「即対応」を両立
・保護者からの信頼感UPにより、退塾リスクを軽減
・連絡の一元化で講師の業務効率も向上

L’la citta(美容室)|LINE予約+サイコロ特典で3400人獲得

美容室・L’la cittaでは、LINE予約とお楽しみ要素の「サイコロくじ」を組み合わせて、広告費ゼロで3,400人の友だち登録を獲得しました。

電話対応の負担を減らすためLINE予約を導入し、LINE予約を利用した方に限り、会計時に“サイコロを振って出た目に応じた特典”をプレゼント。

来店のモチベーションを高めながら、お楽しみ要素で自然とLINE活用を定着させています。

成功ポイント

・LINE予約+特典で行動を促進し、スタッフの負担も軽減
・ゲーム要素でユーザーの記憶に残る仕掛けを作る
・広告費をかけずに友だち登録を増やせる施策設計

LINE公式アカウントのNG業種

LINE公式アカウントは、多くの業種で活用できますが、一部の業種ではLINEの利用規約や審査により開設できない、または注意が必要です。

知らずにアカウントを申請しても、審査落ちや途中停止のリスクがあります。

以下に、LINE運用前に必ず知っておきたいNG業種や、運用上の注意点を解説します。

LINE公式アカウントでNGの業種一覧

LINEでは、以下のような業種・サービスについては原則としてアカウント開設ができません。

これは、ユーザー保護の観点や公序良俗の観点から定められています。

・アダルト・出会い系・性感マッサージ等
・ギャンブル関連(パチンコ・カジノ・オンラインベッティング 等)
・投資・仮想通貨(暗号資産関連、FX含む)
・ネットワークビジネス、マルチ商法、情報商材
・占いや霊感商法
・違法性のある医薬品・医療行為
・その他、LINE社が不適切と判断した業種

ただし、場合によっては申請時に業種やサービス内容を具体的に記載することで、審査がスムーズに進むこともあります。

開設はできても注意が必要なグレー業種

以下の業種はLINE社の審査・承認が必要なケースが多く、事前確認や追加の書類提出が求められることがあります。

・美容医療(クリニック・脱毛・整形など)

・健康食品やサプリメント

・占い(店舗型・対面型)

・士業(弁護士・行政書士などの一部)

・高額商品(不動産・車・高級腕時計等)

仮に開設できた場合でも、広告表現や訴求内容によっては配信制限がかかることがあります。

LINE公式アカウントのガイドラインに違反しないための注意点

LINE公式アカウントでは、アカウント開設後でも配信内容によっては停止措置が取られることがあります。

配信停止やアカウント凍結のリスクを避けるために、以下のポイントに注意しておきましょう。

・誤解を招く表現(「絶対痩せる」「100%効果あり」など)

・強引な勧誘、キャンペーン乱用

・個人情報の不適切な取り扱い

・LINE以外の外部決済リンクへの過剰な誘導

詳しくはLINE公式アカウントガイドラインをご覧ください。

LINE 公式アカウントの活用を成功させる4つのポイント

LINE公式アカウントを活用するうえで、ただ機能を使うだけでは成果にはつながりません。

友だちを増やし、ブロックされずに関係性を深め、最終的に売上へと結びつけるには、「誰に」「何を」「いつ」「どう届けるか」を設計することが大切です。

ここでは、中小企業や個人事業主の方でも無理なく取り組める、基本かつ重要な4つのポイントをご紹介します。

配信の目的をはっきりさせておく

LINE公式アカウントは万能なツールではありません。
「新規客を増やしたいのか」「既存客のリピートを促したいのか」など、まず目的を1つに絞ることで、活用の方向性が定まり、機能の選定や配信内容も迷わずに済みます。

例えば…

 ・LINEからの予約を増やす
・クーポン配信で来店頻度を高める
・イベント開催の集客

ブロックされない配信設計を意識する

LINEは「ユーザーの手元」に届くツールだからこそ、押しつけがましい配信は嫌われます。
「いつ、どんな内容を、どれくらいの頻度で届けるか」を意識して設計することで、ブロック率を抑え、信頼関係を築けます。

例えば…

・週1〜2回までを目安に
・”お得・限定”の情報を優先
・長文ではなく「伝えたいことを1つ」に絞る

セグメント配信で”響く相手”にだけ届ける

LINE公式アカウントの大きな強みが、セグメント配信です。
年齢・性別などの属性やクリックやクーポン使用状況などの行動履歴に応じて、「反応がありそうな人」にだけ届けることで、効率よく成果を高めることにつながります。

例えば…

・男性向け商品の情報を男性ユーザーだけに配信
・イベントに参加した人だけに次回案内を配信
・過去に「乾燥対策」商品のページを見た人だけに、冬季限定の保湿アイテム情報を配信

配信後は必ず「効果測定と改善」を

LINEは配信して終わり、ではありません。

LINE公式アカウントには分析機能があるため、「どのメッセージが開かれたか」「何がクリックされたか」をチェックし、改善に活かすことが重要です。
数値を見ながら、少しずつ精度を上げていきましょう。

見るべき数値例

・開封率
・クリック率
・ブロック率
・友だち追加数の推移

LINE公式アカウントの活用事例|まとめ

LINE公式アカウントは、クーポン配信や予約対応、チャット機能など、集客・販促・業務効率化まで幅広く活用できるツールです。
今回ご紹介した事例からわかるように、自社の課題を見極めた上でLINEの活用ができることが大切です。

活用の方向性に悩んだときは、LINE運用のプロに相談するのもひとつの選択肢です。

株式会社SPIRITSでは、LINE公式アカウントの運用を、マーケティングの視点からまるっと代行しております。

ご要望や状況に合わせたスポット依頼なども柔軟にご対応しております。

LINEでの集客にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

LINE運用代行

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA