「lineをビジネスに活用したいけど、どんな機能があるのかよくわからない」
「集客や売り上げに繋がるようなビジネス用のLINEの使い方が知りたい」
こんな風に、LINEを自分のビジネスや会社の売り上げアップのために使いたけど、なかなか一歩を踏み出せないという方は多いのではないでしょうか。
本記事では、LINE公式アカウントをビジネスにどう使うかについてわかりやすく解説しながら、事例や料金プランもご紹介します。
株式会社SPIRITSでは、マーケティングのプロが公式LINEの運用を、まるっとサポートしています。
LINE運用でお困りの方は、ぜひお問い合わせください。

目次
LINEのビジネス版「LINE公式アカウント」とは?
LINE公式アカウントは、企業や店舗が顧客と直接つながり、情報発信や販促活動を行える公式のビジネスツールです。
無料から始められ、業種や規模を問わず幅広い企業・個人事業主が活用しています。
個人向けのLINEと同じアプリでやりとりできるため、顧客にとっては使い慣れた環境でメッセージを受け取れるというメリットがあります。
さらに、メッセージ配信やクーポン発行、顧客管理や分析など、ビジネスに特化した機能が充実しているのも特長です。
これにより、飲食店・小売業・美容院・スクールなど業種を問わず、リピーター獲得や新規顧客の開拓に役立てられています。
LINE公式アカウントと個人LINEの違い
ビジネスにおけるLINEの使い方を理解するために、個人のLINEとの違いを把握しておきましょう。
以下の3つの点で違いがあります。
配信できる内容・機能
個人LINEはテキストや画像、スタンプのやり取りが中心ですが、LINE公式アカウントではクーポン配布、リッチメニュー作成、セグメント配信など、販促や顧客管理に直結する機能が多く備わっています。
これにより、情報発信やキャンペーン告知を効率的に行うことが可能です。
ビジネスで使いやすい管理画面と分析機能
LINE公式アカウントはPCから操作できる管理画面があり、予約配信や一括配信が簡単に行えます。
さらに、友だち数の他に、メッセージ開封率、クリック率などの分析データを取得でき、効果測定や改善に活かすこともできるのが大きな特徴です。
信頼性
公式認証を受けたLINE公式アカウントは、ユーザーから「安全で信頼できる発信元」として認識されやすくなります。
個人LINEでは得られないブランドの信頼感が、集客や成約率の向上につながります。
ビジネスでのLINEの使い方|主な機能一覧
LINE公式アカウントには、集客から販売、リピーター獲得など、あらゆるビジネスの目的に応じた機能が揃っています。
ここでは主な機能と、その活用イメージをご紹介します。
24時間対応で信頼を築く自動応答・挨拶メッセージ

営業時間外やすぐに返信できない場合でも、自動応答メッセージを設定すれば即時対応が可能です。
「友だち追加ありがとうございます!初回限定クーポンはこちら」や「お問い合わせありがとうございます。翌営業日にご連絡いたします」など、素早いレスポンスが顧客満足度を高めます。
ターゲットが思わず開くメッセージ配信
LINE公式アカウントでのメッセージ配信は、単なるテキスト送信だけでなく、動画・リッチメッセージ・テンプレート・クーポン・ショップカードなど多様な形式でユーザーに届きます。
テキストメッセージ

最も基本的な送信手段であり、通常の個人LINEと同じようなテキスト・画像でのやり取りも可能です。
例えば、ECショップの場合「商品のサイズ感や素材の確認」、飲食店の場合「アレルギー対応や席予約の相談」など、電話より気軽に問い合わせてもらえる環境を作れます。
キャンペーン案内や営業時間変更など短い案内にも最適です。
件名代わりの冒頭文で「なんのメッセージか」を明確にし、最後のCTA(予約ボタンやURLクリックを促すなど)を目立たせると効果的です。
リッチメッセージ・イメージマップ
商品写真やメニュー画像で視覚的に訴えることができ、メッセージ開封率も高まりやすい傾向にあります。
中でも、イメージマップを使えば画像内の領域ごとにリンクを設定でき、購入してもらいたい商品に直接飛ばしたり、テーマごとの記事に飛ばしたりできる、非常に有力な機能です。
動画メッセージ
商品の使い方、店内の雰囲気、施術のビフォーアフターなどを短尺動画で送ると、テキストよりも理解・共感を得やすいです。
動画はSNSやWEBの視聴ページへ誘導する方法と、直接ファイル送信の両方が使えます。
ボタンメッセージ・カルーセル
「ボタンメッセージ」や「カルーセル」は、複数商品や複数アクションを並べて提示するのに便利です。
相手の興味を一瞬で惹きつけ、見てほしい情報まで辿り着かせやすい機能です。
クーポン・ショップカード
デジタルクーポンやポイントカードは再来店・リピーター獲得に直結します。
利用履歴をもとにセグメント配信すれば、費用対効果を高めることが可能です。
アンケート

簡単なアンケートで顧客の属性や興味に関するデータを集め、セグメント配信や施策設計に活用します。
LINE上で項目を入力するだけで簡単に作成が可能です。
迷わずにアクションができるリッチメニュー

リッチメニューはトーク画面の下部に常に表示される大きなボタンで、予約フォームや商品ページなどへワンクリックで誘導できます。
飲食店なら「予約」「メニュー」「クーポン」、美容室なら「ヘアスタイル集」「空き状況確認」「問い合わせ」など、ユーザーが求める情報を直感的に選べるようにすることで、離脱を防ぎ、行動につなげることができます。
反応率を高めるセグメント配信と分析機能

セグメント配信では、年齢・性別・居住地・行動履歴などをもとに、反応が期待できるユーザーだけに届けることができます。
例えば、「過去にクーポンを利用した30代女性」にだけ新商品情報を送れば、配信数を抑えつつ成果を最大化できます。
配信後は開封率やクリック率、クーポン利用率などを分析し、次の配信に活かせます。
LINE公式アカウントで集客・売り上げに繋げるための6ステップ
LINEビジネスアカウントを使って売り上げに繋げるためには、以下のステップで進めると良いでしょう。
ステップ1:目的とターゲットを明確にする
「新規顧客を増やす」「リピート率を上げる」など、達成したい目的を決めます。
ターゲット像を具体的にすることで、メッセージの内容やクーポンの設計がブレずに済みます。
ステップ2:アカウントを開設し、初期設定を整える
まずはLINE公式アカウントの管理画面からアカウントを開設します。
店舗名や事業名、プロフィール画像、あいさつメッセージを設定し、営業時間や住所など基本情報も入力しましょう。
この段階で、配信者情報を明確にすることでユーザーからの信頼度が上がります。
LINEの開設方法について具体的に知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
ステップ3:友だちを増やす仕組みを作る
来店時に案内するPOPやQRコード、SNSでの告知、名刺やレシートへの掲載など、複数の経路を用意して友だち追加を促します。
また飲食店の場合は、テーブルに 「友だち追加で200円引き」や「お好きなドリンク一杯無料」と告知しておくことで、帰るまでに登録してくれるケースも多く、効果的です。
ステップ4:定期的に「お得」「限定」と思わせる配信をする
月2〜4回の配信を目安に、セール情報や新商品案内、イベント告知などを届けます。
配信には「お得」「限定」「今だけ」といった言葉を盛り込み、行動を促す工夫が大切です。
LINEのクーポンについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
ステップ5:セグメント配信で“響く相手”にだけ届ける
年齢・性別・地域・過去の行動データをもとに、反応が期待できる層に絞って配信します。
例えば、「直近でクーポンを利用した女性客だけ」などに送れば、開封率と利用率の向上を見込めます。
ステップ6:効果を分析し、改善を続ける
配信後は、開封率・クリック率などを分析しましょう。
数字を見ながら「メッセージのタイトル」「配信時間」「配信対象」を改善していくことで、成果が継続的に伸びていきます。
より正確にターゲットに刺さる内容を届ける為には、LINE公式アカウントの標準機能だけでなく、LステップやTalkLabelなどの外部ツールを併用することも有効です。
LINE特化型ツール|Talk Labelとは
TalkLabelは、「配信しても反応が薄い」「一斉配信では成果が出ない」と悩むLINE運用者のために開発された、LINEマーケティング専用ツールです。
ユーザーの行動や興味に基づくセグメント配信、自動ステップ配信、リッチメニューの個別最適化など、LINE公式アカウントだけでは実現が難しい施策を、誰でも簡単に行えます。
さらに、「ユーザータグ管理」により、「誰が・いつ・何を見たか」といった詳細データをもとに、一人ひとりに最適なコミュニケーションを設計することができます。
これにより、ファン化促進やLTV(顧客生涯価値)の最大化を実現します。
LINE集客を「売り上げが作れる仕組み」に変えたい方は、ぜひ一度お試しください。
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LINE公式アカウントの料金|無料でどこまでできる?
LINE公式アカウントをビジネスで使い始めたい方にとって、「費用がどれくらいかかるのか」「無料でどこまでできるのか」は気になるポイントです。
ここでは、公式の料金プランをもとに、無料プランの範囲と有料プランとの違いをわかりやすく解説します。
無料でも使える「フリープラン」の内容
LINE公式アカウントには無料の「フリープラン」があり、基本的な機能は一通り使うことができます。
ただし、メッセージ配信数は月200通まで、「1通」=友だち数×配信回数で計算されるため注意が必要です。
また、1回の配信では「最大3吹き出しまで」と制限があることも覚えておきましょう。
- メッセージ配信(ステップ配信は別途ツール必要)
- リッチメッセージ(画像+テキストの訴求力の高い配信)
- クーポン、ショップカードの作成
- 応答メッセージ、自動応答設定
- チャット対応(有人対応)
有料プランの種類と料金表


より多くのユーザーに配信したい場合や、キャンペーン時期などに強化したい場合は、有料プランを選ぶ必要があります。
プラン名 | 月額料金(税込) | 月間配信通数 | 追加メッセージ単価 |
---|---|---|---|
フリープラン | 無料 | 200通 | 不可 |
ライトプラン | 5,000円 | 5,000通 | 不可 |
スタンダードプラン | 15,000円 | 30,000通 | 〜3円/通(税別) |
有料プランに切り替えるべきポイント
フリープランでも、「誰に・どんな内容を・いつ送るか」をしっかり戦略立てて運用すれば、売り上げにつなげることは可能です。
しかし、LINEを積極的に運用して配信回数を上げたいといった場合には有料プランに切り替えるのがおすすめです。
以下に、無料と有料プランの使い分けポイントをまとめました。
フリープランで足りる | 有料プランを検討する |
---|---|
・友だちが少ないスタート段階 ・配信頻度が週1回以下 | ・登録ユーザーが増えてきた ・週2回以上の定期配信を行いたい ・キャンペーンやセールなどで一時的に大量配信したい |
どちらが良いのか判断が難しい…という場合は「LINEヤフー for Business」が出しているシミュレーターで確認してみると良いでしょう。
LINEビジネスの使い方|まとめ
ビジネスにLINEを活用することは、集客・販促の有効な選択肢の一つです。
LINE公式アカウントには多くの機能がありますが、細かなセグメント配信やシナリオ設計、複雑なステップ配信などを行う場合は、TalkLabelのようなLINE拡張ツールを活用することで、より高度で効率的な配信設計が可能になります。
ただ、ツールの導入や運用設計に不安がある方も多いです。
株式会社SPIRITSでは、LINEの導入支援から、配信設計、運用代行、分析改善までを一貫してサポートしています。
「部分的なアドバイスがほしい」「全部任せたい」といったご要望にも柔軟に対応可能です。
集客や売上アップでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
